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年をとるということ

朝、犬達との散歩から戻り 庭の手入れをしていた夫が

こんな葉っぱを見つけました。

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まるで昨日のブログの続きのようですが、

結婚記念日の今日、偶然見つけた天からのプレゼントのよう (笑)


昨日の夜、記事をUP後

写真の編集をしようと管理画面を操作していた時

うっかり一昨日の記事を削除してしまいました・・・。

どこをどう操作して違う記事を消してしまったのか 

ぼんやりと考え事をしていたので ほとんど記憶がありません。


今日、夫は朝食が済むと片道高速で2時間の実家へと向かいました。

最近、義母の元気がないと 

めったにない義兄からの連絡に心配になったからです。

食事を作る元気もないとのこと・・・。

親子だけの方が義母も嬉しい状態かしら・・・ と、私は同行を遠慮しました。

義母は80代の一人暮らしです。

私が前日の夜、ぼんやりと考え事をしていたのもその事でした。


夕方帰宅した夫はその足で三重へと戻っていきました。

なので、簡単に話を聞いただけですが

義母は先日の台風(きっとそれ以前からだと思いますが)がきっかけで

一人暮らしの心細さを痛感したようです。

築年数の古い家なので何かと不便も感じていること

今までしていたことが思うように出来なくなったこと等

いろいろ不安要素があるようです。

私でさえ一人暮らしには不安や不便に感じることがあるのですから

年老いた義母は尚更でしょう。


夫は結婚当初から

自分から実家の話しをすることがなかったので、

私は知らない事ばかり・・・。

親戚付き合いの気苦労もなく気軽と言えばそうですが、

夫側の家族や親せきは

夫に話したことは当然私も知っていると思って接してくるので

「・・・」 になることばかり。

知らないと誤解を招くことや失言してしまうこともあるんですが

夫はそこまで思いが及ばないようです。

私も若い頃は、そんな夫に夫婦の一体感を感じれずに不満がありましたが

長年の間に慣れました。

私には関係のないことと思って話してくれないのなら

あえて私が気に掛けることもないかな!と、捉えています。

ただ、今回の義母のことは今までのこととは違うのではと思うのです。


ここからは、夫の機嫌が悪くなるかもしれない なが~い話です。



私たちは義兄夫婦より少し早く結婚しました。

義兄の結婚が決まった頃、

生前の義父はスープの冷めない距離にもう一軒家を建てました。

その頃、定年まで転勤のある私たちは

家を持つことは全く考えていませんでしたが、

優しい義両親は夫に申し訳なく思っていたようで

「あの家はお兄ちゃんが住むけれど、この家を○○(夫)にやるからな

                             こんな古い家はいらないかー」

と、笑って話していたのを思い出します。

夫の実家は夫のどの職場への通勤も不可能な場所なので

もちろん、義両親が住んでいる家をもらおうとは思いませんでしたが、

義父が夫のことを思いやっている気持ちは受け取りました。

きっと、義両親は2人の息子家族に囲まれて生活することが

老後の楽しみだったのではないでしょうか。


そんなやり取りがあったので、

てっきり義兄夫婦も了解済みのことと思っていたのですが・・・

うちの次女と同級生の姪っ子が小学生になっても

義兄家族は引っ越す様子がありませんでした。

どのタイミングを考えているのだろう と、少し気になっていたところ

会社の規定が変わり、私たちがマイホーム探しを始めた頃、

義兄夫婦は義姉の実家の敷地内に家を建てました。

いろいろな事情でそれぞれが話し合い、考え抜いた結果なのだと思います。

夫がどの時点でどこまで相談されていたのか知りませんが

私は吃驚するばかり!


今だから白状すると・・・

私も実家の側に住みたい気持ちがありました。

娘たちが中学生になると簡単に転校もできなくなる。

単身赴任になるのが必然になった時、

親兄弟や友人のいる地元がどんなに心強いか・・・

それに、夫の勤める会社の本社がある場所なので

一番自然な選択だったんです。

その頃の私は 「わかってちゃん」 で、

言わなくてもわかるでしょう? 

私のこと考えてくれたらそうしてくれるでしょう?

と、夫に大きな期待をしていましたが、

直球の言葉しか届かない夫には 私の心の中は見えなかったようです。

仕事の事を考えて夫も候補地としたこともあったようですが

兄が嫁の実家の側に住んだのに

自分まで嫁の実家の側に住む訳にはいかない。

と、結論を出しました。

義両親の気持ちを考えたら私もそう思います。

だから、私の気持ちは蓋をして

「私、実家周辺は好きな場所じゃないから!」

と、自己暗示にかけるように強がりを言いました。


そんなこんなで結局は

夫が職場のある場所数か所へ自宅から通勤出来るところ。

娘たちが大学生になっても自宅通勤が出来るところ。

それぞれの実家へも行きやすいところ。

夫が転勤になっても帰省しやすいところ。

という条件で、縁もゆかりもない

どの条件にも中途半端なこの場所に住むことになりました。


今、一人暮らしになって私が思うこと・・・

あの頃の義両親と似ているなということ。

私たちも家族の未来予想図を思い描いてここに住み始めたんです。

娘たちは結婚するまで実家暮らしでここから嫁に行くことになるだろう。

それまで一緒に料理や着付けなど花嫁修業の時を過ごそう。

娘たちが嫁ぐ頃夫が戻ってくるだろう。

財産は何もないけれど、

もしかしたら、娘のどちらかは今の名字を継いでくれるかもしれない。

この家を中心に家族がにぎやかに集っている姿がそこにありました。

でも、現実には 家族はあっという間にバラバラ。

夫の転勤は遠方ばかり。

長女は大学を卒業と同時に結婚。

次女は学生の頃から一人暮らしでそのまま就職・・

ここへ戻らず結婚となるのでしょう。

所詮思い通りにはならないものです (^^ゞ

今では、

それぞれの人生を精一杯生きてくれたらそれでいいと思っています。


義両親についてもある時点までは同じです。

未来予想図があったにせよ

義兄が義姉の実家側に家を建てることを義両親は認めたわけです。

義兄がそこでの同居を申し出ても

義姉のご両親の住んでいる土地に建てた家なので

断ったことも理解できます。
 
それも、義両親が自分たちで選択したことです。

私たちが家を建てる前に同居の話をした際も

お兄ちゃんの申し出を断っているのに弟家族と住む訳にはいかない・・

(土地探しの際の夫の考え方と似てますね!)

と断ったのも義両親の選択です。

その結果、義母が一人暮らしとなって不自由を感じています。


でもね・・・

お姑さんと同居されてる方からは 甘い!と諭されるかもしれませんが

義父が亡くなってから義母が気がかりで仕方がないんです。

夫の実家へ行って義母と台所へ立った時

「うちへ来ませんか?」 と 何度か話しかけました。

「家を離れるとボケちゃうっていうでしょう」

あるいは スルー・・・。

義母の本心はわかりませんが、

義母は引っ越しをしてまで積極的に同居を望んではいないようでした。

ただ、私の勝手な想像なのですが、

義母は義兄家族に想いがあるのではないでしょうか。

孫の成長を見たいだろうと赤ちゃんの頃から娘たちの写真を送っていましたが

写真立てに飾ってあるのは義兄家族の写真だけ。

だからどうということはありませんよ、

娘たちの写真も大切に引き出しにしまってあって時々見てくれているようです。

ただね、それだけ義兄家族への距離感が近いのだろうと思うのです。

うちの娘たちを「ちゃん」づけで呼びますが、姪を呼び捨てにしていますし。

きっと、長男の子は内孫との思いが強いのでしょう。

次男嫁より長男嫁の方がかわいいと言うのなら それはそれで構わないこと。


人間いつかは年をとります。

若い頃は考えも浮かびませんが、

年を老いても今のままの自分で生きているわけではありません。

徐々に全てが思うようにいかなくなる・・・

脳も体も衰える・・・  心も丈夫ではいられなくなる・・・

私もまだ想像しか出来ませんが

もしかしたら想像以上に大変なことなのかもしれません。

年寄りが頑固になるのは、そんな自分と戦っているからかもしれませんね。

自分の力で頑張って生きようという意地のようなものでしょうか。

もちろん、しゃきしゃきと明るく元気なお年寄りもいらっしゃいますが

なにかしらと周りの助けが必要な場面もあると思います。

10代、20代だと遠い未来のことだと思いがちですが

いずれあなた達にもやってきます。

だから、自分だったらって考えてしまうんです。


私が今の義母だったら・・・

悲しい・・・

2人も男の子を授かり 立派に育て上げたのに

一人寂しい老後を送っている。

古い家のこと、庭のこと、自分の身の回り、話し相手

頼りにするのは比較的近くに住む弟妹。

その頼りの身内たちも自分と同じように老いを重ねていく。

頼れることも限られてくる。

この先いったい自分はどうなるのだろう?

大地震、台風、豪雪・・・ 予測のつかない出来事に自分一人で対応できるだろうか。

不安の芽が芽生えたら次々と別の芽が発芽していきます。

義母より30年以上も若い私でさえ不安なのですから・・・。


聞かれないことに私から口を挟むことではないので

夫には何も言いませんでしたが、

義母の本音を汲み取ってあげて下さい。


「最近、家の前の交通量が増えたので埃っぽいのが嫌」

「俺は何も感じなかった」  

・・・と、言ってる場合でしょうか。


「お風呂が寒いのでストーブを焚くが老眼がすすんだので危険が増えた」

「電気ストーブに変えるように言った」 

どうして、買ってきてすぐに交換しなかったのでしょう・・・。

電話をしてくれたら私はすぐにOKしましたよ。


「いろいろ今までのようにはいかなくなったので

介護保険の申請をしたのだけれど今の状態だと何も通らないかもしれない」

「俺もそう思う」 

って・・・。

あんまりにものんびりしすぎてはいませんか?

心配した割には元気だった義母に安心したのでしょうか。

それとも、大丈夫だと思いたいのでしょうか。

いいえ、きっと

私とは物事のアクセルやブレーキを踏むタイミングが違うので

私より思慮深い夫は自分のタイミングで解決策を考えているのだと思います。

ただ、義母の言葉を言葉通りの直球だと受け止めず

その裏側にSOSが隠されている変化球だとわかって下さい。

夫だけでなく、義母も優しい人だから そして義兄も・・・

相手を傷つけないよう突き詰めた話は絶対しない。

腹を割ってポンポン話が出来たらもっと相手を理解出来るのに。

そんなにのんびりしていると後で後悔しないかしら・・・

と思う私は考えすぎでしょうか。

義母にとって何が最善かを兄弟で真剣に話し合うのは

今なんじゃないのかしら。


蚊帳の外の私が気になっていることがもう一つ。

お世話になっている叔父や叔母に

お礼の気持ちを伝えているのかしらということ。

私が出過ぎた真似をすると

知らないことの地雷を踏むかもしれないので何も出来ません。

気の利かない嫁と言われているのならそれはそれで仕方がないこと。


義母のことも親戚のことも

相談されたら一緒に考えます。


義父が亡くなり、義母が一人になった時

 「自分は母を一人にしてしまったから

           自分の老後も子供たちには甘えられないと覚悟しよう」

と、夫は言っていました。

自分がしたことが自分に返ってくる 私もそう思っています。

だけど、それは娘たちが決めること!

夫が一人になって困っていたら出来る範囲で必ず面倒を見てあげてね・・・

と、私は娘たちへ甘えてお願いをしたいです。

どんなに強がってみても無理なものは無理なのです

どんなに一人が気楽と言っても

人間は字のごとく、やっぱり支えがないと生きていけないのです。

言われなくたってわかっているよ! と、言ってくれると信じていますが

最低限 人としての思いやりは持ってほしいと思います。




結婚しないという選択をする人も増えている昨今。

皆が幸せに安心して生きていける老後にするにはどうしたらいいのでしょう。

個人個人がしっかり貯金をして老後に備えなさい

という話になってしまうのでしょうか。

あまりに切ない人生ですね。

家族の枠に囚われず 年をとることを恐れずに生きていくことは出来ないかしら。

今日生まれた赤ちゃんだっていずれ経験する話です。

皆に祝福されて生まれてきた命が最後まで輝き続けられますように。

全ての人の未来が明るいものでありますようにと願わずにはいられません。
    
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プロフィール

かのん

Author:かのん
2017年3月 9年間
単身赴任だった夫が戻り
「ひとり気ままに」
のブログ名を改めました

気ままなマイペース生活は今までどおりです

愛犬
エム  
2016年3月 16歳で虹の橋
ティー 10歳
愛猫  
ケイ  12歳

2人の娘が巣立ち これからの人生を模索しながら 夫&ペット2匹と暮らす50代主婦

平凡な日常でも大切な人生のひとこま

残りの人生、のんびりゆったり丁寧に暮らしていけたらいいなと思っています

HELLO

ブログ投稿で植林活動

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